豚肉の気になる機能・効能・レシピ

疲労回復にも効果的！

タンパク質は、生体を形作り、生命を維持するのに欠かせない栄養素です。
不足すると体の免疫機能が著しく低下し、病気になりやすくなります。

豚肉も牛肉も、筋肉であるタンパク質の栄養価が質的にも量的にも群を抜いて高いということは、食品として大きなメリットです。
牛肉は必須アミノ酸をバランスよく含んでいますが豚肉も総じてバランスよくアミノ酸を含んでいます。
そして豚肉には生理活性物質のカルノシンを非常に多く含んでいます。

カルノシンは食肉に特徴的な成分で、哺乳類では、筋肉や神経組織に高濃度に存在しています。
うま味や、コクのもとになるほか、老化をはじめ機能の低下に関係する酸化ストレスを消化する働きがあるといわれています。

また、乳酸の生成を抑えるので、疲労回復にも効果があります。体内の余分な糖分を体外に排出する働きもあるなど、 豚肉の中でも非常に有用な成分であるといえます。

出典：「財団法人日本食肉消費総合センター　豚肉のチカラ」より